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りえぴょんの徒然草

好き?スキ?すき? うぅん、だ~いすき! ね、かめちゃん…

運命の向かうところ 第2話

苺ちゃんとのコラボ小説、第2話です。

美姫の想いは熱いのに、なかなか上手く伝えられない…
「大丈夫」って言葉が、和也を戸惑わせます。
そんな和也の不安な想いを書いてみました。




運命の向かうところ 第1話




苺ちゃんのお話




第1話の拍手コメAさんへ
読んでくださって、どうもありがとうございます。
思いっきり置き換えて、妄想しちゃってください。
Aさんのためなら、この和也、何でもいたしまする~(爆)
夜中に、俺はうなされて眼が覚めた。
夢を見ていた。
よく覚えていないけど、女の子と海に行った夢だった。
真冬の海で、風が冷たかった。
どこかで見た様な風景で、誰かと行ったことのあるような場所だった。

美姫じゃない… 愛澄か…?
俺は、ベッドから抜け出し、熱いシャワーを浴びた。
夕べの美姫の話が、どうも愛澄を思い出させる。
ゴメン、美姫。
別に、愛澄のことを愛してるとか、そういうんじゃないんだ。
何だか懐かしいっていうか…
ノスタルジックな気分なだけ。
自分で自分に言い訳してるような、後味の悪い思いだった。

ベッドに戻ると、美姫が寝がえりを打ってむこうを向いた。
俺の気持ちに気付いたわけじゃないのに…
ドキッとした。
俺はベッドに入り、後から美姫をそっと抱きしめた。
「美姫、愛してる…」



翌朝、和也はロケだと言って早く出かけて行った。
私も、普通に仕事があったから、忙しく家を出た。
和也の様子がおかしいのには、少しも気がつかなかった。
ロケは、ちょっと長くなるとかで、次に会えるのは3日後だって言ってた。

夕方、仕事が終わって家に向かう途中、和也は帰ってこないことを思い出した。
そっか…
和也、今日は帰ってこないんだ。
1人暮らしは慣れていたはずなのに、何だか寂しい。
和也と付き合い始めるまでは、そんな気持ちになったことなかった。
どっちかっていうと、1人の方が気が楽で、誰かと一緒って気疲れしちゃう方だった。
人って、変わるね、和也…
私は、何となく嬉しくなった。
和也がどれだけ大切なのか、分かった気がする。
仕事の邪魔しちゃ悪いよね…って思ったけど、我慢できなかった。

『和也、仕事中かな?
 ゴメンね、メールしちゃって…
 ロケはどうですか? 私は今、家に着きました。
 和也が帰ってこないと思うと、何だか寂しくて…
 思わずメールしちゃったよ。
 怪我のないように気をつけてね。        美姫 』

1人だとご飯を作る気も起きず、コンビニで買って来たおつまみで、ビールを飲んでいた。
シャワーでも浴びようかな…
そんなことを思っていると、携帯が鳴った。

「もしもし、美姫?」

「和也?どうしたの? 電話なんかして、大丈夫なの?」

慌てたように私が言うと

「ん?まだ撮影中。俺はちょっと時間空いたけどな。
 そしたらお前から『寂しいよ~』メール入ってんじゃん。心配になるっつーの。」

「そっか… それでわざわざ電話くれたんだ… ごめんね。ありがと。 でも、私は大丈夫だよ。」

「ならいいんだけどな。もし、また寂しくなったら、メールしろよ。時間空いたら、電話すっから…」

「うん、大丈夫だよ。ありがとね。和也の声聞いたから、安心した。和也の声、大好き。気持ちが落ち着くの。」

「そっか。じゃ、俺、まだ撮影あるから… 何かあったら、またメールしろよ。撮影終わったら、電話する。じゃ、な。」


心配してくれたんだ…
何だか嬉しかった。
和也が私のことを気にしてくれることが、嬉しかった。

翌朝、早くにメールが来た。

『昨日はごめん。遅くなっちゃったから電話しなかった。
 今日も遅くなりそう。電話できるか分からないな… 
 できなかったらメールするから…
 ホント、ゴメンな。            和也 』

『おはよ。大丈夫だよ。
 きっと、忙しくて抜けれないんだろうと思ってた。
 今日も、できたらでいいから…
 お仕事、頑張ってね。           美姫 』

これだけのやり取りだけど、すっごい嬉しい。
疲れてるのにね、和也。
気にしてくれてるって思うだけで、幸せな気分になる。
私も仕事、頑張らなくっちゃね。
自分に喝を入れて、家を出た。


夕べのメール、大丈夫って言ってたけど、美姫、何かあったんじゃね?
ちょっと気になってた。
電話してみたけど、特に変わった様子はなかった。

でも…
あいつは、辛くても何も言わない。
寂しくても、にっこり笑って手を振れる奴だから…
だから心配だった。
無理してるんじゃないか?いつもそういう心配をしている。
無理して無理して…泣けるならいいのに、あいつは泣かない。
最後の最後になっても泣かない。

何でだよ。俺の前では、泣いたっていいじゃんか…
嬉しいことも、あんまり言わない。
何考えてるか、正直分からない時がある。
それが俺を不安にさせる。

お前の辛い過去、俺じゃ癒せないのか?
強がらなくていいのにな、俺の前でくらい…

ってか、俺ってホントに必要とされてんのかな?
ホントは、ウザッとか思われてんじゃね?

仕事中にそんなことを考えてたら、ヤベー、怒られた。
おい、俺、しっかりしろ!
そんなんじゃ、美姫に頼られるどころか心配されちまう…

撮影の方が一段落して、俺は一服していた。
他のメンバーは、これからが本番。
俺は、さっきのことを考えていた。

こんな時、愛澄だったら…
そんなこと考えてる自分がいた。
愛澄…
お前の思ってること、ホント分かりやすかった。
わがままで、甘ったれで、ストレートだった。
愛澄なら…
泣きながら電話してくるよなぁ…
フフッ、可愛かったよな。
どうしたんだろう。
愛澄のことばかりが気になる。
美姫とは、あまりにも違い過ぎて…
比べてるつもりはないんだけどな。

「次!亀梨、いくぞ。」
お呼びがかかった。
仕事、集中しなくちゃな…
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コメント

第2話読んだよーーー♪ねぇ!!一部修正入れてる?!和也が愛澄のことを考えてるとこなかったよね?!なんか・・・めちゃくちゃ嬉しかったんですけど~(泣)あんなにわがままな子・・・かわいかったなんて!!そうねぇ~絶対に泣きながら電話するわよね!「寂しいよぉ。早く帰ってきて~」ってね(笑)
2009-07-31 Fri 08:50 | URL | 苺 [ 編集 ]
修正、したした!
何かね、和也君、やっぱ揺れちゃったぞ…
またまた、キャラが勝手に動き出しちゃった。
愛澄は、苺ちゃんの分身だからね。
まさに、電話!でしょ?(爆)
2009-08-01 Sat 03:35 | URL | りえぴょん [ 編集 ]

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