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りえぴょんの徒然草

好き?スキ?すき? うぅん、だ~いすき! ね、かめちゃん…

運命の向かうところ 第4話

美姫の言ってた子は愛澄だった…
動揺する和也…
どう見ても、愛澄は和也が好き。
しかも和也は…
ちょっとちょっと、どうなっちゃうの?
というわけで、第4話。
絡み合った運命はいかに…
続きからどうぞ!



運命の向かうところ 第1話


運命の向かうところ 第2話


運命の向かうところ 第3話



今回のお話は、苺ちゃんのお話とコラボになっています。
大人の美姫が描かれてる感じで、カッコイイんだよ。
是非、こちらもどうぞ!



苺ちゃんの小説 第4話
「こんばんは!」

え? 愛…澄…?
なんで?
愛澄も驚いた顔していた。

「和也…?」

「どうしたの?愛澄ちゃん、和也のこと、知ってるの? って、知ってるか… そう、亀梨和也。世間ではアイドルだね。」

俺は、声が出なかった。
愛澄が目の前にいる。

「美姫さんの彼って、和也?」

「うん。実はそうなの。内緒ね… バレると、ホントにヤバいから… 」

俺は、何て言っていいか分からなくて黙っていた。
愛澄は、相当酔っていた。

「和也~!久しぶりだね… なんか、びっくりだよ。だってさ、美姫さんの彼が、まさか和也だったなんて…」

「ん、久しぶり… 元気だったか?」

俺は、言葉に詰まりながら言った。

「うん、元気元気!和也と別れてから、全然彼氏できないよ。ずっと1人なの。超寂しいよ…」

ちょっと舌っ足らずの愛澄。
全然変わってない。

「愛澄ちゃんの元彼って… 和也だったの… 」

美姫は、ちょっと驚いたような顔をしただけだった。

「そう!待ってることができなくなっちゃって、別れちゃった人です! 美姫さんと付き合ってたんだね… なんか、びっくり… でも、和也が美姫さん好きなの、分かる気がする。 じゃ、お騒がせしました! 挨拶終了! 邪魔者は、これで帰りま~す!」

愛澄は、そう言って玄関に向かって歩いて行った。
足取りがおぼつかない。
美姫もかなり酔っていた。

「いいよ、俺が行く。タクシー、呼んでくれる?」

玄関を出て、エレベーターに向かう愛澄を追いかけた。

「待てよ!」

俺は愛澄の肩をつかんだ。
ふらつく愛澄をエレベーターに乗せて、1Fのボタンを押した。

「相変わらずだな、お前。ホント危なっかしくて、見てらんねー。」

そう言う俺を見上げるようにして、愛澄は言った。

「そうだよ、私は相変わらずだよ… 
 和也は… なんか、男っぽくなったね… 
 それって、美姫さんのせい? だったら、何か悔しいな… 
 和也の匂い、変わってないね…」

そう言って、愛澄は俺に寄り掛かって来た。

「何言ってんだよ。ほら、着いたぞ。タクシー、さっき電話したから、5分くらいで来るぞ。 ちょっと、そこに座ってろ。」

エントランスのソファに座らせて、俺は外に出た。
何で、愛澄がいるんだよ。
美姫が言ってた子って、愛澄本人だったわけ?
マジかよ…

俺は外に出て、タクシーを待った。

「愛澄、来たぞ。立てるか?」

そう言って愛澄の腕をつかんだ。
愛澄は急に立ち上がって、抱きついてきた。

「久しぶりの和也だね… 嬉しい… 」

「バカ、何やってんだよ。早く乗って!」

タクシーが行くのを見届けて、俺は部屋に戻った。


美姫はまだ飲んでいた。

「美姫、飲みすぎだぞ… 」

ウィスキーの入ったグラスを取ると、美姫が言った。

「やーだ。今日は気分いいんだから… もうちょっと飲ませてよ~!」

いつもと違って、テンションの高い美姫に戸惑った。
俺は、グラスを置いて美姫を抱きしめた。

「ただいま…」

そう言う俺に、美姫は小さい声でつぶやいた。

「愛澄ちゃんも、こうやって抱きしめた?」

俺はドキッとした。

「な訳ねーだろ!何、言ってんだよ… 」

「だってさ、和也から、愛澄ちゃんの匂いがするもん… 」

女って、こういう勘はやけに鋭い。
美姫は特にそうだ。普段は、気付いてもそのことについて触れない。
でも、酔った勢いかな?
今夜はよくしゃべる…

「それはさ… 」

歯切れの悪い俺がいた。

「愛澄がヨロヨロしてたからさ、肩貸したんだよ。何で俺が愛澄を抱きしめるんだよ…」

苦しい言い訳みたいだった。
次の美姫の言葉を遮るように、俺は美姫を抱きしめてキスした。

「俺が好きなのは、美姫だけだよ? 分かってるだろ?」

まるで、自分に言い聞かせてるようだった。
美姫は何も言わずに、俺の首に腕をまわして抱きついてきた。



朝早く目が覚めた私は、シャワーを浴びた。
どうなっちゃうんだろ、私達…
本気でそう思った。
愛澄ちゃんは和也のことをまだ好きだし、和也も、愛澄ちゃんのこと気になってる。
和也は何も言わないけど…

「おはよ! 早いな、夕べはあんなに酔ってたのに…」

「うん、お風呂入らずに寝ちゃったからね。」

何もなかったかのような会話。

「和也は、トーストでいい?」

「うん、美姫が作ったものなら何でもいい。」

私は、パンを焼いて、卵を焼いて、サラダを添えた。

一緒に朝ごはんを食べる幸せ。
これが、いつまでも続くと思っていたの。
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コメント

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2009-08-17 Mon 23:47 | | [ 編集 ]
小説、読んでくださってありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
パスワード送りました。
そちらの方も、よろしくお願いします。
2009-08-18 Tue 00:28 | URL | りえぴょん [ 編集 ]

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